ラーセンみどり

作曲家、ピアニスト、和太鼓奏者

横須賀市出身、ニューヨーク在住、ピアノ音楽博士(Ph.D.)。和と西洋の音楽を融合させることで、自身が持っているマルチカルチャーのアイデンティティーを謳歌する。また成人してから始めた音楽の世界での挑戦を続けることで、移民、母親でありながらも自分の人生を全うする生き方を若い世代の女性たちに示すことをミッションとしている。41歳の時に、「作曲家になろう!」と決めて、心機一転、作曲家として勉強し、活動し始める。2020年冬〜2021年春、ニューヨークのアジア系芸術家をサポートする機関、エイジアン・アメリカン・アーツ・アライアンスのアーティスト・イン・レジデンスとして選出された。ピアノ教授法の研究者としても活躍し、過去に査読論文執筆、アメリカ国内外のカンファレンスで研究発表も行っている。

ルーツを探すプロジェクト、ここに始まる。 

私の祖母は沖縄出身の東京都民でした。ですが、生前本人から沖縄について聞くことは一度もありませんでした。まるで隠していたかのように、息子である私の父や叔父でさえも、ほとんど沖縄の話を聞かなかったとのこと。日本を離れ、アメリカでもう25年以上暮らす私は、自分の日本人としてのアイデンティティーをよく意識します。「私は一体何者なのか。何をするために生きているのか。ルーツを知れば何か分かるかも知れない。」そう思った私は、私の祖母の沖縄からの足取りを調べることで、私自身の生きる目的を見つけることにしました。そしてその語られなかった祖母のストーリと私の移住ストーリーを重ね合わせて、それを題材に作曲をして、それをファーストアルバムにまとめる決意をしました。プロジェクト完成予定は2021年10月。一体どんなストーリーが浮き上がってくるのか、ワクワクどきどきしています。

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